今日、保育園の給食時に、3歳半の女の子から、
「今って何?」
と、訊ねられました。
彼女は普段から「なんで」が多い子で、そういう時期ではあるのですが、
訊ねてくることがちょこちょこ哲学っぽい。
今日の「今」についての質問も、まずは
「こうしてお友達とご飯を食べてるこの時間が“今”っていう時間やねん。」
と答えたのですが、
「ご飯食べてたら“今”?」
と返って来る。
「ううん。ほら。〇〇ちゃんは歯磨きしてるやろ。それも“今”。」
と返すと、
「何かしてたら“今”?」
と返って来る。
「みんなたいてい何かをしてるけど、何かしてる事が“今”なんじゃなくて、
そのときそのときの見えないけど流れてる時間の事が“今”やねん。」
と答えると、
「じゃぁ、今今今今今今・・・って、見えへんけど流れてるの?」
と返って来る。
うーん・・・。
彼女の頭の中で、「今」という文字がずらーーーーっと並んでるような気がして、
それはそれで笑えるなぁと思ってしまった。
「“今”は流れて、“さっき”とか“この前”とかに変わったりするねんで。」
と言うと、目をくりくりさせて、
「変身するの!?」
という反応。
「へんーしんっ!じゃなくて、すーっと変わっていくねん。」
と言いつつ、これは私の考え方、イメージの押し付けではないかと、ふと
心配になったりする。
彼女は、数年経っても、我が園を卒園しても、こんな質問をし続けてくれる
のだろうか。
質問攻めの彼女には、まずはちょっと1回考えてみることをおすすめしている
今日この頃です^^
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